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野中寺

今日は、野中寺の近くを通りがかりました。
良いお天気だし桜もきれいなので、ちょっと寄ってみることにしました。

伝承では聖徳太子建立48寺院の一つとされ、太子の命を受けた蘇我馬子が開基とされているのだそうです。

「上之太子」叡福寺、「下之太子」大聖勝軍寺とともに三太子の一つに数えられ、「中之太子」と呼ばれているのだそうです。

野中寺の山門の前に道路が通っていて写真が撮りにくいので、車の中から写真を撮りました。

野中寺


車を駐車場に止めて、山門をくぐると目の前に本堂が見えてきました。
青龍山と書いてあります。
本尊は薬師如来なのだそうです。


野中寺境内



地蔵堂です。


お堂

地蔵堂の奥に、きれいなお庭がありました。
桜も綺麗に咲いていました。

お庭



本堂の方に戻ってみると、なんか石棺のようなものがありました。
ヒチンジョ池西古墳石棺と書いてあります。
ここに運んできたのですね。

石棺

石棺の奥に、銅造弥勒菩薩半跏思惟像がありました。

像高18.5cm。頭部が大きく、ウエストを絞ったプロポーションは、飛鳥時代~奈良時代の金銅仏によく見られるものなのだそうです。
頭部には大ぶりの三面頭飾を付け、裳や台座などの各所にはタガネで文様を刻んいます。

如来


もう少し奥へ進んでみると歌舞伎・浄瑠璃の演目「お染久松」の主人公のお染・久松のお墓がありました。
さすがに、写真に撮るのは遠慮て看板だけにさせていただきました。


お染久松



そろそろ帰ろうと山門の方へ向かうと何やら、礎石がありました。

野中寺跡

境内には中門跡・金堂跡・塔跡・講堂跡・回廊跡など法隆寺式伽藍配置を示す礎石があり、「野中寺旧伽藍跡」として国の史跡に指定されているのだそうです。

私は、聖徳太子のお墓がある叡福寺が大好きで時々行くのですが、そこが「上之太子」だと初めて知りました。
今日、訪れた野中寺が「中之太子」。
残るあと一つ、八尾の「下乃太子」大聖勝軍寺にも行ってみたくなってしまいました。

私は結婚するまで八尾市に住んでいたのです。
そういえば、私が盲腸で入院した八尾市立病院の近くに太子という地名のところがありました。
あの辺りに何かゆかりがあるのかもしれませんね。
またまた、知りたくなってきました。

八尾においしいお蕎麦屋さんがあるので、お蕎麦を食べがてら行ってみようかしら。








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